私たちは、京都市営バスや市営地下鉄で働く者で構成している労働組合です。
結成は、1945年9月20日、終戦直後、京都市電の従業員などで作られていた労働組合を「京都交通労働組合」として再建し今日に至っています。
上部組織の都市交は、全国の地方自治体が経営する25の交通事業(バス・地下鉄・路面電車)に働く労働者で組織されている組合です。
現在の組合員は約22,000名で、日本の労働組合のナショナルセンターである「連合」(日本労働組合総連合会)に加盟するとともに、公務労協(公務公共サービス労働組合協議会)、交運労協(全日本交通運輸産業労働組合協議会)という産業別組織に加盟し、それらの組織の中核として活動しています。実際に都市交の代表がそれらの組織の役員となって活躍しています。
また都市交は、連合の一員としてICFTU(国際自由労連)に加盟するとともに、ITF(国際運輸労連)、PSI-JC(国際公務労連日本協議会)にも加盟し、国際レベルでの活動も積極的に進めています。
都市交は、組合を結成して以来、一貫して組合員の生活と権利、市民の足、平和と民主主義を守るために取り組んできました。私たちの組合の基調は、①労働条件の維持、改善、生活向上をはかり、労働基本権の確立、労働者の社会的、政治的地位向上をめざす②市民の足を守るため公営交通の発展を期す③労働者の社会的使命を自覚し、日本の平和と民主主義を守る、という3点です。